
会社名 | 株式会社ビー・エム・エル |
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住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目21番3号 |
病院経営が順調に進み、病院の規模が大きくなると事務作業も増えます。とくにレセプトについては、人為的なミスも発生する可能性があることから、いかにしてミスを抑えられるかが重要視されています。そこで、今回はレセプトチェック機能が備わったQualisの特徴や魅力を紹介します。
レセプトチェックソフトを標準搭載
Qualisにはレセプトチェックソフトが標準搭載されています。病院内にある端末を使ってすきま時間などにレセプトチェックができるので、作業負担の軽減を期待できるでしょう。Qualisのレセプトチェックソフトを利用することで、人為的なミスを最小限に抑えることが可能です。
患者数が増えると、どうしてもスタッフの負担が大きくなってミスしやすくなります。しかし、レセプトチェック機能を使用することで、作業負担を大幅に軽減することができ、結果的に人為的なミスを抑えられるのです。
また、設定をカスタマイズできるので、病院やクリニックにあった機能にすることもできます。さらに、電子カルテ端末からのオンライン請求にも対応しているので、作業効率の向上も期待できます。
Qualisのレセプトチェックソフトでは、レセプト内容に誤りがないかを任意のタイミングで確認できます。診察の都度、レセプト形式で確認できることに加え、病名追加もかんたんに行えるのが魅力といえるでしょう。
そのほか、薬剤や検査などの診療行為に対する病名チェックも可能です。チェック結果の中から該当する病名を選択すると、自動的にカルテやレセプトに反映される仕組みです。
万全なセキュリティ対策で安心安全
病院では多くの個人情報を扱うので、セキュリティが気になる人も多いでしょう。ここでは、Qualisのセキュリティ対策について、オンプレ型とクラウド型にわけて詳しく見ていきましょう。
オンプレ型の場合
オンプレミス型のQualisの場合、通信環境にかかわらず、カルテの入力が可能です。院内サーバーを使用するので、通信環境の影響を受けずに利用できるのがメリットといえるでしょう。さらに、万一機器トラブルが発生した場合は、機材メーカーと連携して復旧してくれるのがQualisの特徴です。
また、セキュリティ面については、第三者機関であるHISPRO(保険医療福祉情報安全管理適合性評価協会)におけるガイドラインの適合性が認定されたネットワークサービスを使用しており、安全に使用できます。さらに、VPN接続を標準化することで、外部からの影響を受けにくいような対策も施されています。
クラウド型の場合
一方、クラウド型のQualis Cloudの場合は、Amazonが展開しているAWS(Amazon Web Services)サーバーを採用しています。世界トップクラスの専門家がAWSをモニタリングしており、サイバー攻撃対策を行っているのが特徴です。
さらに、BMLの専門部署が障害が発生する可能性を早期に発見できるように常にモニタリングしているのも特徴といえるでしょう。そして、万一のトラブルに備えるために、サーバーを2か所に分散して常にバックアップを取っているのも特徴です。
物理的な影響を受けないように、離れたデータセンターにサーバーが設置されていて、1か所が災害などの影響を受けたとしても、もう1か所のサーバーで稼働できるといった仕組みが取られています。
なお、セキュリティ面については、厚生労働省が定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠したセキュリティ対策が施されています。
導入までの流れとサポート体制
Qualisを導入するときは、まず担当者と打ち合わせを行わなければなりません。そして、スケジュールなどを確認したあと、電源や光回線などのインフラ整備を進めていきます。インフラ整備と併行して、BMLによるキッティングが行われます。
機材の設定や診療科ごとの細かな設定などを進める流れです。そのあと、病院内に機材を設置して動作確認を進めていきます。そして、担当者から操作説明を受けて、実際にシミュレーションをとおして使い方を学びます。
なお、BMLには専門のオペレーターが配置されており、平日は8:00~21:00、休日は8:00~19:00まで操作方法などを相談できる環境が整っているのが特徴です。さらに、全国に100か所以上の営業拠点が設けられており、トラブルが発生したとしても、迅速な対応をしてくれるのもQualisの魅力といえます。
そのほか、Qualisを稼働させてから3か月後のタイミングで、インストラクターが無料で訪問してくれて、より効果的な使い方などを教えてくれるのも魅力のひとつです。
まとめ
今回はBMLが展開しているQualisを紹介しました。Qualisはレセプトチェックソフトが標準搭載されていて、サービスを利用することで人為的ミスを軽減できたり、スタッフの負担を抑えられたりできます。ただ、現在使用しているレセコンから新しいレセコンに入れ替えるにはイニシャルコストが高くなるため、ためらってしまうという人もいるでしょう。しかし、レセコンを買い替えるのではなく、チェックソフトだけを導入するといった方法もあります。コストを抑えてレセプトチェック機能を利用したいのであれば、チェックソフトの採用を検討してみてはいかがでしょうか。